概念思考読書術

概念思考読書術

概念思考と選書力を磨く

読書体験はシンプルな原理を知ることで大きく改善します。それは「自分の関心と本の内容を一致させる」ことです。

これまで研究会を主催している中で「本が読めない、苦手だ」というたくさんの方に出会ってきました。そこで気づいたのは、本が読めないと感じている人のほとんどが、読解力の不足ではなく選書で失敗している事実でした。自分の関心に合ってない本を手にとって、内容が頭に入ってこないストレスを「本が読めない」と表現していたのです。これは、裏を返せば、自分の問題意識を整理し適切な本が選べるようになれば読書の質は飛躍的に向上することを意味します。

このセミナーでは「概念思考」という独自のメソッドを使い、自分の中にある考えを構造化していきます。ものごとを概念として捉える思考法をみにつけることで、抽象度の高いテーマでも自由に探求できるようになります。またチームや組織に概念思考を導入することで、コミュニケーションの質は改善し議論の生産性も大きく向上します。自分で考える能力を磨きたい個人と組織のためのセミナーです。

参加ご希望の方は以下からお問い合わせください

対象者

  • 抽象的な思考力を身につけたい人
  • 読書に苦手意識を持っている人
  • 議論の質を向上させたい組織
  • 知的創造性を高めたい組織
  • 本セミナーは最低実行人数が3名となっています。

受講のプロセス

01

概念化ワーク

概念思考の基本を理解する /
出版社と本の種類を学ぶ

02

本の選び方

概念を精緻化する /
タイトルとプロフィールを読む

03

目次の見方

概念の関係性を考える /
目次から議論の構造をつかむ

04

本屋さんツアー

書店に行って「今の自分に必要な1冊」を
見つける

05

読書会

ツアーで選んだ本を読んで自分の選書を
評価する

04と05はオプションです。

期待される効果

  • 概念思考による抽象思考の獲得
  • 選書および読書の質の改善
  • 議論の生産性の向上
  • アイディアを具現化する能力の向上

受講生からの声

“本との付き合い方が変われば、人生が変わる。このセミナーに参加するまで、本は私にとって、社会で生きるための知識を得るツールであり、読まなければいけないという義務感で付き合っていました。それゆえ速く多く読むこと、なんとなくでも内容を知っていることが重要でした。しかし、本は作者と自己との対話であると気づかされました。そして、本を通じてじっくりと自分の関心を明らかにし、自己の中にある問題を解決する、というつきあい方に変わりました。また、読書会を開いて、本の感想シェアをしながらメンバーの深い価値観まで触れることで、良質な関係性構築にも役立ちました。人生をウェルビーイングにするための選択肢が増えたセミナーでした。”

(中小企業・経営者 / 40代)

“セミナーで教えていただいた概念思考は、新入社員だけでなく役員クラスの研修にも効果のある内容でした。与えられた仕事を遂行する段階から、自ら課題の構造を抽出して課題設定していく段階へと仕事の抽象度が上がる際に、身につけるべき技法だと思います。”

(ベンチャー役員 / 30代)

“「読書術」とありますが、実際には本の読み方をベースにして、情報の読み取り方を構造化して教えていただきました。セミナーの選び方や資料作成、様々な場面で応用が効く内容でした。そして何より、本屋さんツアーでの講師の生き生きとしたガイダンスが、読書の楽しさを直に感じさせてくれます”

(学校教員 / 30代)

お申し込み方法

参加ご希望の方は以下からご連絡ください